法人会だより
表紙紹介
「蓼科の秋」
赤間正義(長崎県美術協会 会員)
長野県中部、蓼科高原にある白樺湖から、流れ下るせせらぎの周囲には、ブナやカエデなどの黄葉樹がたくさん自生している。
秋の深まりと共に、木々は様々な色へと、美しい風景を演出している。冷んやりした空気の中、秋を感じ、大自然に抱かれてる思いがした。
表紙紹介
天空の城「竹田城」
赤間正義(長崎県美術協会 会員)
兵庫県朝来市にある「竹田城」。標高353・7mの山上に築かれた国史跡にも指定される歴史ある城跡です。
天守などの主要な建物は現存しないものの立派な石垣がほぼそのままの状態で残っているなど、山城としては全国的にも珍しく、日本屈指の規模を誇ります。
街を貫く一級河川円山川から、川霧が発生することで、幻想的な「雲海」が竹田城跡に立ち込めます。この様子は〝日本のマチュピチュ〟〝天空の城〟とも呼ばれる程神秘的な雰囲気があり、多くの人を魅了します。
自然を生かした築城を考えた先人達に思いを馳せた。
表紙紹介
高原の貴婦人
赤間正義(長崎県美術協会 会員)
日本一美しいといわれるシラカバ林の群生地である八千穂高原。
五月中旬からいたる所で咲き誇る、ヤマツツジ・ミツバツツジ・レンゲツツジなど、ツツジやクリンソウを始めとする山野草が、林のシラカバ高原を華やかに彩る。
その中でもひと際目を引くのが、八千穂レイク近くに咲く、トウゴクミツバツツジです。広く枝を伸ばし鮮やかに咲きほこる姿は、凛として、「高原の貴婦人」と呼ばれる何故を感じる。
風薫る春、自然の懐に身をゆだねる時、生きる喜びを感じる。