法人会は、なぜ「長崎いのちの電話」を支援するのか?

長崎法人会では、平成8年度以降、地域社会貢献活動として、毎年継続して「長崎いのちの電話」への支援活動を実施しています。この運動は全国各地の法人会が、単に「健全な納税者の団体」「よき経営者を目指すものの団体」として活躍するだけでなく、地域に密着した活動を通じて更に広く社会への貢献を目指すことを目的としてスタートしたものの一つです。

長崎法人会では、地域社会貢献運動のコンセプトを”社会に余り知られず、それでいて有意義な活動を続け、継続的に経済的な支援を必要とする事業”と定め、それに最もふさわしいものとして「長崎いのちの電話」への支援活動を選定し、以降毎年継続して実施しております。

長崎いのちの電話」は、150人もの長崎市民がボランティアとして参加し、1年365日体制で、人生に絶望し生きる望みを失いかけた人々の相談相手となり、これらの人々の自殺防止のための活動を行っている団体です。「長崎いのちの電話」は”人の心”、”人のいのち”を助ける活動を続けているにも拘わらず、市民や県民の多くにその存在さえ知られず、公的な助成も受けられないまま、苦しい運営を強いられています。

長崎法人会は、「長崎いのちの電話」に対する支援活動こそが、法人会が行う地域社会貢献運動のコンセプトに最も合致するものと確信し、今後とも継続して行っていく所存でおります。

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